インタビュー 渡辺ゆきのさん kumori

 渡辺ゆきのさんは、kumoriを通して本と人とをつなげるご活動のほか、saveMLAKのキャラクターデザインや図書館総合展運営協力委員としての活動もされています。kumoriとは、読者参加型のしおりで、自分が書いた本の紹介や伝えたいメッセージを載せることができ、投稿はkumoriのウェブサイト、またはkumoriポストからできます。図書館総合展では、ポスターセッションで複数回の受賞経験をお持ちである渡辺ゆきのさんに、ポスターセッションでの見せ方や工夫について、また図書館総合展の見どころ等をうかがいました。


本と人をつなげるしおりkumori

図書館総合展に出そうと思ったきっかけはなんですか

 2009年の図書館総合展の際に、 トサケン(図書館サービス計画研究所) のフォーラムで「図書館グッズ投票があるからkumoriを出してみたらどうか」とLifoメンバーの方に提案していただいたことが一番はじめです。その次の年からポスターセッションに出展し、2010年は『トキャラマップ』、2011年は『kumori』、2012年は『MLAKくんの活動報告』で出展しました。

 
2010年ポスター『トキャラマップ』 2012年ポスター『MLAKくんの活動報告』

図書館総合展での印象的なできごとなどありましたか

 『トキャラマップ』のときは、掲載したトキャラの作者さんや図書館員さんがポスターを見に来てくれて、お話することが出来ました。みなさん喜んでくださいました。
 『kumori~コラボレーションとデザイン~』を作ったときは、最優秀賞をいただき、とても嬉しかったです。賞を受賞した際に、ある図書館員さんが「うちの図書館でもkumoriを置きたい」と言ってくださり、図書館総合展がきっかけで新しくkumoriをはじめることができる出会いがありました。
 『MLAK くんの活動報告』の際には、 空手家図書館員 の井上昌彦さんと初めてお会いできました。また、この年は、図書館体操がとても印象に残っています。体操をしている方々がとても楽しそうで、見ているだけで元気をもらえました。 図書館総合展の好きなところは、普段会えない人と会えたり、新しい人と出会えたりするところです。


2011年『kumori~コラボレーションとデザイン~』

ポスターセッションでの見せ方や工夫、やりがいなどはありますか

 デザインで気をつけていること、心がけていることは『本質を掴むこと』と『今までに見たことがないものを目指す』ことです。例えば、『MLAKくんの活動報告』のポスターでいうと、まず、MLAKくんで表現したかったことは希望です。そこで、MLAKくんの体は真っ黒にして、お腹に希望を虹色の光を灯しました。真っ黒にすることで、虹色を目立たせています。そのため、ポスターもこの黒と虹色を活かしたデザインにしました。
 やりがいは、見に来てくれた人が感動してくれることです。ポスターがただ展示されているよりも、お話したほうが伝わると思うので、できるだけポスターの前に立つようにしています。話すのは得意ではないのですが、見てくださった方とお話しすることが楽しみです。

 
ポスターセッションの様子

ポスターセッションの見どころをお聞かせください。

 たくさんの人が情熱的な取り組みを紹介しているところです。実をいうと自分のポスターの前にいることが多く、他のポスターを見る余裕がないことが多いです。でも、空き時間に回ってみていると図書館さんや学生さんたちが様々な取り組みを魅力的な楽しいポスターにしていて、良いなと思いました。実際に携わった人が作って説明してくれるので、熱意が伝わってきます。そのポスターを見て、自分たちの図書館でも、新しい取り組みをやってみよう、と考えてくれる人が増えたら良いなと思います。

図書館総合展に期待することやこうなればいいな、というのがあったらお聞かせください

 これからも魅力的なイベントや展示が増えたり、人と出会える場所があちこちにあったりしてほしいです。今年も図書館総合展に行ってみようと思えるような、年に一度の楽しいお祭りであり続けてほしいと思います。

※上記写真の一部は、渡辺ゆきのさんにご許可をいただいて下記ウェブサイトの写真を転載いただいております。

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